2014.8.24

第一回 学びへの招待状

皆さま、お忙しいところ、グランドジェネレーション研究所主催の
「遠藤塾!」勉強会にご参加いただきまして、ありがとうございます。
本日、第一部は「自立」というテーマで、遠藤主幹より講義をさせていただきます。自立の大切さはわかっているつもりでも、それを実行に移す事はなかなかむずかしく、時流に流されてしまいがちです。そこで学生のみならず私たち大人もしっかりとした足場を持つには、どんな事を心がければよいのか事例を挙げてお話しさせていただきます。
また第二部では宗念寺ご住職のご厚意により、ご講話をお願いしております。
遠藤主幹は、島根県雲南市出身で大正3年8月12日生まれ。先日百寿を迎えました。 大阪能研や長年の販売経営研究に携わった経験を生かし、記念事業として、グランドジェネレーション世代が張り合いを持ち健康で長生きをする事を科学しようと研究所を立ち上げました。当初は思いもしませんでしたが、社会人のみならず学生までもが趣旨に賛同し、世代間の「間」の垣根を取り払い「和」を持って社会貢献をしたいとボランティアで立ち上げに携わってくれました。最初は見ず知らずの仲間が、今では遠藤主幹が曾孫を育てる様に、
また若い方は尊敬の念を持って真剣に取り組んでくれている姿を見ると
内外ともに多事多難では有りますがまだまだ大丈夫!と明るい気持ちになります。これからも内面を磨くための学びの場を続けて参ります。
それでは、講演会終了後にはお茶の用意もございますので、ぜひ普段疑問に
思っていることなどをご質問下さい。
第1回「遠藤塾!」2014.8.24(日)
宗念寺(そうねんじ)大阪市天王寺区下寺町1丁目3番66号にて

遠藤主幹(現:名誉会長)の講義より
2014.8.24

「 個を確立することから始めよう!」

こんにちは!私はグランドジェネレーション研究所主幹の遠藤と申します。これから講義を始めます。
今日の講義のテーマはみなさんが「自立をするためには何が必要か」そのことについてお話をさせていただこうと思います。

そこでまず、自立には何が必要かと考えみなさんを見ていると、どうも個の確立ができていない。
志は有ってもそれを達成するためのひとつの活動の形態が出来ていないので、考えがなかなかまとまらない。
抽象的な議論ばかりをしているということに陥っている様に思いますので、自立することによって自分の社会貢献をしようと
思うなら自分自身の個を確立するそのことから始めて行く。

個を確立していくということは自立していく世代。人は皆それぞれ自立していくことを志しています。
皆さんはまだ個の確立が出来ないものだから、自立の世代に入れない。
この中には経済的にはすでに自立している方もおられますが、まだ多くの方はこれから自立社会へ入って行く。
そこで、我々がいつも集まって議論している様な抽象的な話し合いでは実社会に移ったら役に立たない。
こう思いますので、そのくらい厳しく自分を律する考えを持って、自立社会へ入っていくための個の確立の
「あぁ、こういう言うように自立世代に入って行くんだ」と、分かるようにお話をして行きたいと思います。

そこで、まず私はあなたの「社会貢献をしよう」と思う、その自立の活動をする事が
心の中で思っているだけでは無く、描くことができる様に企画をするっていう事ね。
人生を企画するっていう建前に立ってみると自分が活動するのにどういう風にそれを展開するかということ。
そうするとまず、自立するっていう事は個を確立する第一歩だと考える。

これまであなた方はお父さんやお母さんの愛情一本でもって庇護されて、
別に自己確立をしなくても結構大きく成長していく事が出来たが、しかしこれからはご両親のそばを離れて
自分で実社会に向かって経済的自立ができる様に「活動はこうしよう」と、こういう風なところまで来て、ひとつの迷いが出てきた。
それは精神的に自立するということ。
この精神的な自立ということはあまり深く考えなくて、経済的自立するということの方に重きをおいて考えて来たかも分かりません。

それから、3番目は相互扶助の社会。みなさまは相互扶助の社会の一員です。
そこで相互扶助の社会的責任を果す。
いつか自分が誰かのお世話になって、病気をすればお互いに助け合って行くと言う。
日本はこの相互扶助のシステムが非常に進んでますから、それを崩さないようにその中の一環として貢献していくと言うね、
この考え方が出来ているわけ。
ですから、この3つをもういっぺん申しますが、経済的自立、精神的自立そして相互扶助の社会的責任を果たす自立。
この3つでね、先ず「志」をどう描くかということ。

ここで話がちょっと横へ逸れますけれど、企業のねトップというものは、企業精神の確立を考える。この企業精神ということは
トップの方が自分の企業を起こして、それを何のために、どういう風に
組織を構成して社会に貢献するかということを考えるために、経営者っていうものはやっぱり、経営理念を確立して様々な
判断をする。
この経営理念ということは企業精神ということですね。その企業精神をどう確立するということを、私たち世代は道徳教育と
いうものを通して考えて来た。私たちの時代から少し後でいわゆる道徳教育というものが無くなったんで、みなさんがなかな
か道徳教育的な判断を意識して考えることをしなくなった。
ところが、今年の4月から学校教育で道徳の再教育を始める。
そうすると、みなさんが接する人々が道徳観というものを身に着けることを考える。

そこで経営者というのは、どういう順番で会社を組み立てているか、これは経営学の基礎で、この話がいつでも経営学に行
ったら出ると思うけれど、私はもういっぺん、ここで整理しておきます。それは経営者はね、企業理念
を持って事業の精神とするとこういう考え方に立ちます。アメリカの企業経営者はゴールデンルールというひとつの自分の心
の拠り所というものを持ってる。そしてゴールデンルールというものに照らし合わせながら一方で、「社長、どうしましょうか?」と
話し合って出た時に、経営者は答えは持たなきゃいけない。その答えを持つときに、経営理念に反しないかどうかという
判断基準を自分で持つ。それは判断基準を自分でしっかりと持たないと浮世に流されてしまう。
「判断基準を持つための経営理念」これが1番目。アメリカでいうところの「ゴールデンルール」という風にお考えになって下さい。、

経営者が経営理念を確立しますと、それを受けて次の段階が「政策」これが2番目。
経営理念に沿った「企業の政策」をどうするかっていう事。3番目は政策から今度はもっと詳細に
今年の、例えば9月にはどういう様な計画で進むかと言う風に詳細に計画を立てる。
次に企業理念に基づいた政策を展開するということを部長クラスが展開していく。そして企業理念を計画に移す
これが課長の仕事になる。だから課長が管理者をしてマネージングする場合には必ず心の拠り所として、
経営理念をきちっと受け継いでそれを伝承して部下に指示していく。そういう風に段階がねあるということを
心にとめておいていただけると、みなさんが経営理念を確立してないな、社会奉仕をしたいという志はあるけれどそれを実行
に移す機能がまだ体系的に出来てないと、そこに迷いがある。だからその迷いを正す、いわゆる経営理念に相当するもの
がみなさんに無いと言うこと。ところがこれからは、これはしちゃならん!という事の道徳教育が再開される。
これがこれから判断基準としてはかなり入ってきますから、で、そうなってくると自分が非常に自分を変えるということが出来る
ようになりますね。まず、今まで道徳観と言うことを意識して無いんだから、悪いことをしても善いことをしても、とにかく判断に
きちっと照らし合わせないで行動してしまう。そのようなことでは、とても相互扶助の社会的責任を果たすということは難しい
と思います。

そこで、先に経済的自立ということを申しましたから、私が言おうとした今までの言葉と、企業の実際はそうなっているのかと
いうことを、ここで事例を挙げてお話していきたいと思います。
あなた方が今、経済的自立をするためには企業を通して社会責任を全うしようと考える。こういう考え方をは決して間違え
てはいない。
だけども企業が考えてるものと自分の考えというものとは理念的に一致しなければいけない。そのことを今から事例を挙げてお話したら、「あ!なるほど自分の考えはまだ固まっていないな」ということをわかっていただくためのオリエンテーションをする。
昔、私が研究畑を歩んでいるときに共にしました、私の後輩ですけども、その方が一流企業に招かれて新入社員となって入社することになりました。ある日会社には社長以下重役さん方が皆集まって重役会が開かれている。その席に新入社員としてご挨拶をさせていただこうと、こう思って総務部長に連絡をして、総務部長から社長に、「今日は重役会の席に少し出させていただいて、新入のご挨拶をさせて下さい」と、こういう事をあらかじめお願いをして、そしてその重役会に出ました。そして今度はトップリーダーである社長さんから、「○○さんは今度、新しくわが社の社員として入社いたしましたが、だれでもが新しい会社に入って、その会社の長短に気がつくものであると思います。あなたももうこの会社の新入社員になって何回か会社に来られて、わが社の長所、短所というものがいろいろとお気づきになっているから、後ほどあなたがご挨拶される挨拶のなかに、その気づいた長短について、それをご挨拶の中に織り込んで下さい」と言われた」そこで、「ハイ」と言って立った私の後輩は、まずご挨拶をしたのは、

「これから日本は国際的に、グローバルな、本格的な時代に入ってくる中で活躍しなきゃならない。そのグローバルな、国際的な社会の中で活躍するためにはわが社は現在の社名を変更されるべきである」と、こういう提言をパっとしたわけ。ところがその提言を聞いていた古参の重役さん、「○○さん、今あなたは会社の社名を変えろと提言した。わが社が今の社名を市場において浸透させるためにどれだけの莫大な資本を投下してきたか。それをあなたはご存知でこのような発言をしましたか!」重役がまずシュンとなって、そして提案した私の友人もね、しっかり頭を下げて、そして本当に沈黙してしまってみんなどうにもならないと。その時にトップリーダーが立ってこう言った。

「今日は会社の幹部が集まって会議をしている。その幹部諸君がいつまでも過去にとらわれて社名というものの浸透を図ってきたというけれども、これはもう過去のことだ。これからは新しい時代が開ける。新しい時代にあった社名を作って、そして飛躍しなきゃならない。にもかかわらず会社の幹部が皆過去のことにとらわれ過ぎていると、いつの間にかわが社は時流に流されて、しまう」と、新入社員の窮地に陥っているのをパッと社長が助けを出した。そうしますと、本人も今度は発言した重役さん方が皆の前で、「あなたのようなわが社の幹部が、いつまでも過去におってはならん」と、社長が厳命したので、ちょっとその人の面子が無くなったように見えた。ここんとこの判断ですよ、みなさん。

社長は未来志向に立って、毎日毎日、降りることのできない階段をね、一段一段と登っている。これが経営を預かる社長の姿。これは大小に限らず多くの企業の経営者ってものは毎日毎日、昨日の階段から今日の階段へ。そうすると昨日の階段を上ったときに見えた社会、市場ですね、市場と、今日一段登ってみたときには昨日気が付かなかった大きな市場が開けているということが見えてくる。そうすると企業のトップは常に持続して成長したいわけ。あるときだけパーッと成長しても、持続性が無ければ企業信用ってものが無くなってしまうから。社長は降りることのできない階段に向かって一段一段と高いところに上がって、そして市場の動きですね、どんなにいま市場というのは動いているかということを見て、そして「我が社の
持続的な成長戦略は、これからこの市場を対象にして、わが社がこれを独占市場にしよう」と、こういう風に未来を読み取って、その市場を持続的成長戦略の対象として企業投資をしていこうと考えていくのがトップリーダー。
それを今度実行に移す段階において重役が一緒に参画して、それぞれが分担して社長の方針や、未来志向に沿って、新しい市場にチャレンジして行く。

それが新入社員になりますと、まずみなさん未来志向のチャレンジが出来る方でないと社長にとっては頼りない人材ということになる。社長が求めている新しい新入社員に期待するものは、まず未来志向に立って、そして未来志向だけ考えていると今の流れってものに流されてしまうから、将来の流れじゃなく、今の流れはどうかと。いつの時代でもね、時流というのを読み取ること。そこで一度みなさんがね、こういうグループを作って、いま時の流れで一番大切なものは何だろうかと、皆で提案して「自分はこう思う、こういう風にしていく」と、話し合うと皆の考え方がだんだんそろってきますね。そういう意味では私はまず、皆で今の時の流れをテーマにして、そして、その時の流れに対応するためにどうしたら良いかを話し合っていくことが大切だと思います。

そこで今、みなさんに求められるのはチャレンジ精神です。チャレンジしていく力がなきゃいかん。それから今度はチャレンジして今の流れを掴んでいく。そのまま鵜呑みにしてはいけない。それをあなたの考えにするためにはね、ものを考える考察力。考察力ってものを自分で身につけておかないと自分の考えがまとまらないですね。社会に合うような考えが出てこない。従って先ず自分の考えをきちっと確立していく。自己を確立していく経済的自立を計るなら、経済的自立を計る自己を確立する。そうすると世間のそういう流れに流されることが無い。自分の考えがハッキリあるから判断力が出来る。
今の流れを見ても自分の確立しているものをその流れと比較したらどちらが正しいか。これはやっぱり、自分の考えてる方が正しいかなと判断力を持つようになりますね。それがものを提言していくひとつの力になります。そこで考察力を持つためには問題意識を持って、今の流れ将来の流れその流れに対してメスを入れる。つまり科学的に考察していく力を持つこと。
それがが皆さんはまだ弱い。これをどうやって考察力を高めるかと言うことをみんなで協議していくと、実際のこの事業活動と近くなってくるから、これを考えるべきと思います。ここのところで、私が事例として紹介した重役会の成り行きを一度みなさんと一緒に科学してみましょうね。

まず、トップリーダーが重役方の提案に対して、「過去にとらわれていてはいかん」と言うような発言をするということは、持続的成長戦略を未来に向けていかないと企業の持続なんて出来ないんだぞと言う、これは非常にいいトップの有り方だと思いますね。トップが理念的に考える、「未来の人々にもわが社の商品がお役に立つように作っていく」と言うことにつながりますから。
ところが今度、その重役さんは古参重役としてさっと立ってそして「提言したあなたは、わが社がこれまで現在の社名を市場に浸透させるためにどれだけ投資をしたか、あなたはそれを知っての発言か!」と、こういう言葉になりますね。
そうすると、みなさんは「これは提案に反対なんだな」と考えますか?反対だからそういう発言をしたんでしょうか?
それを科学的に重役発言にメスを入れてみる。考察してみる。そうすることで、そうでは無いことに気が付きます。
そこには企業内規程の中で非常に厳しく規律が出来ています。それはどういう事かと言うと、だれかが問題提起をしますと
それを実行に移すには資本投下をしないといけない。それは当然のことですね。新しい提言をして成長戦略を持続的に発展できるように提言したら、必ずそこに新しく投資をしなければいけない。次に、投資をしていくということは、その投資したのをだれが回収していくのかと、考察してみると問題になってきます。そうすると今度はね、「提案したあなた方はわが社の未来を背負って立つ人だ」と、そうすると未来を背負って立つ人たちが、自分が今度は提言したら新たな投資が必要になってきて、その投資は「未来を背負う人がちゃんとノルマとして、そのコストを新しくノルマの中に入れて、そして素晴らしい収益を獲得して、投資したものだけは銀行にさっと返せる。その仕事をしてくれるのは今の年寄の重役ではなくて、次の重役になるべきあなた方が必ず回収責任を全うしよう」、その言葉が実は重役がほしかったんだと。ま、こういう風に解釈していくと企業のトップは明日の市場に役立つ。そういうい新たな社員を求めたいと。
ところがいくら新たな責任を持つ人を入れても、その人が自分の提言によっておこされた新しい投資を獲得する自分の一つの責任としてそれをノルマの中に入れて、必然的に長期計画は立っていますから自分のノルマというのはもう五年先、ナンボというのは決まってきます。そのノルマの中にもう一つ今日提言したことによる新しく発生したそのノルマに投資しますね。
投資したものをノルマの中へもういっぺんコストとして入れる。そうするとその入れたノルマは自分で果たさないといかん。

提案は回収責任をともなうということを企業内ではきちんと決めているから、企業というものが持続的に成長・発展をとげている。社員がみんなそういう、考えた方に徹底して自分が出来上がってしまっている。
それを今度は新入社員に教える人がなかったらいけない。そうしないと伝承できませんね。
社会はすべて伝承社会だから、まず伝えることが必要だ。その伝える役割をだれが背負ったかというと、重役さんが責任もってる。社長は先を照らす、それから重役連中は現在いる幹部重役以下、部長課長がね、ここらがみな今日の重役会議で決めた未来に「この成長戦略をとるためには社名変更があればもっと活躍ができるだろう」と、今度は新しい市場に
「心新たな暖簾に変わる社名」に変更して、皆が心新たにして、そして新しい国際経済市場に雄飛していく。
そうすればそれが重役がその役割をはたした。こういう風に解釈するとね、「重役さんはなんや提言を反対にしたな」と、
うつむいておるとね。そうじゃなくて重役としての責任上ちゃんと投資は必ずノルマとして回収しないといかんというルールに照らし合わせて後継者をちゃんと仕込んで、そういう企業というものは大なり小なりはありますが中に入ってみると、こういう風にちゃんと投資と回収というものが伝承されている。そしてノルマとして達成するという仕組みになっている。

こう考えていただくとこれからあなた方が経済的に自立していくために企業をとおして社会貢献をする。その社会貢献をしようと思ったらそういう心が通じないとね。いくら理念的なことを考えても、それは通用しないと思う。
やっぱりそれほど企業の中は厳しいです。今あなた方が寄って皆で提言しながらやっているのは非常に生易しいことで、
抽象的であって、何ら実社会には通用しにくいというものだと、ズバッと判断をし、考えを新たにしていただいて、そして自立社会にのぞむ「自分の本当の理念」これを一つ確立して、個を確立する。
それからみんなで共に学びながら共に立ち上がりましょう。
そうすると同じような考え方をもった、「明るい社会をつくったろう!」という、いわゆる張り合いのある社会づくりが
できるようになっていく。

社会貢献というのは、志があれば必ず道が開けます。志があってしかも志を達成する体系をみんなで組み立てて
活動していけばその活動体系が出来上がったら活動形態を通して、今度は自分たちが理想とする社会を作るためには、
どういう事を貢献していこうかという具体像ができて、仲間と自分の考えに心が通ってくるから、今度は向こうが考えることも自分のところに流れてくる。こうして心の通い合う同志がグループを増やしていけば、もう社会が一つ築いていける。
今日はこれで一つのオリエンテーションが出来たと思う。方向はみなさんに授けたと思う。だからあとは実行ですよね。
それでも社会に及ぼす、社会を改めていくということには力が要ります。だからその力をね、一つね、これから作るために活動体系をつくることについて、みんなでいっぺん考えたことを持ち寄って下さい。そして組み立てていこう。そうすると組織ができますからその時に今度は皆が分担を決めて役割を決めて、そしてトップが選ばれて、そのトップになる人が一つの企業理念を持って立つ。そうするとお客様第一主義というような理念が当然出てきます。すべてわが社はお客様第一に考えて物事を決めていくと、お客様の損になること、ご迷惑になることは、それはいけないという風に善悪の判断する基準を持つということを科学して、科学したら構想力が高まってくる。科学しないで、ぼんやり考えるからいくらたっても堂々巡りした話ばかりで、抽象的な話をする様になります。
科学するとやっぱり一つ一つ具体的に問題が理解できるようになりますから。
間違っても、「考察力を持つ前にチャレンジ」これはしないでください。とにかく自分を変えて、会社を考え、会社を持続的に時代に合ったように、そしてお客様本位に。そう考えていくときには、まずその企業を変えていくということが手段として必要になる時があります。そこが、私の友人が「社名を変更して心を一新して飛躍しましょう」と、提言をするその前に
「科学をして、その会社の実態把握をしていなかったこと」これが一番、その本人にしては
「あー、これはせっかく提案したのに」と、こういう反撃をうけた本人はもうすっかりシュンとなって、いい科学が全然働かなかった。そういう失敗になりますからね、そういう事にならない様に、個を確立するということからはじまって、そうして個を確立というのは経済的自立、精神的な自立、この精神的な自立についてはこちらのご住職からまたみなさんに非常に大切な
「心を確立する」ためのお話をして下さると思いますので、わたしはどちらかと言うと知の力、情ではなく知の方から
今日は皆さんにお話をしました。それでは時間が参りましたので、有難うございました。